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振動ふるい機とは

振動ふるい機とは、所定の網目のふるい(スクリーン/篩枠)に、粒体・液体・固体などを入れて振動させることにより、分別するための装置です。
主に小麦、フレークやチョコレートの原料であるカカオなど食品関係が最も多いですが、工業製品の樹脂ペレットやプラスチックビーズ、砂利や鉱石など、その使い方は多岐に渡ります。
現在でも手作業による篩い分けが行われていますが、時間短縮・人員削減・負担軽減などの理由で、電動の振動ふるい機を使用することが多くなってきております。

粒径の材料を選別して分けたり(篩い分け作業)、マグネットケースを付けて異物を除去したりすることができるため、製造品の付加価値や品質の向上に非常に役に立っております。 主な使用用途としては、規定より大きい材料や異物を除去する粗粒除去、逆に小さい微粉を除去する粉抜き、規定内の粒子径材料を分けるための分級、この3つの用途に使用されます。
それぞれの用途に応じてふるいの大きさや網目の粗さ、振動の強さなどを設定します。
基本原理としては、網状のスクリーン(篩枠)を通過させることにより、大きい物と小さい物を分けます。
排出口が多層に分かれている振動ふるい機を使用すれば、スクリーン上に滞留した大きい方の粒体は先に装置外に排出され、通過した細かい粒体は次のスクリーンに送られ、またその層から外に排出されます。
スクリーンの個数は装置によって異なります。
スクリーンには織金網の規格 (網目の大きさを表す単位)メッシュと呼ばれる網が張ってあり、メッシュは25.4mm(1インチ)の一辺にある網目の数を表しています。
このメッシュの値が大きくなればなるほど網目が細かくなります。
金網にも様々な織り方がありますが、通常は平織金網が最もポピュラーです。
昨今では医薬品や試作品の篩い分けなども行われ、小型の卓上model300Aが活用される事も多くなってきております。
また、製造ライン用途に応じて、スクリューフィーダーの前や後ろに設置される事もあります。

株式会社ハナオカでは、振動ふるい機をご購入されるお客様それぞれの製造設備に、ベストな形でお使いいただけるよう入念に打ち合わせを重ね、2D/3DのCAD図面製作、排出口延長、蓋付き、キャスター移動式、アジャスター式、ペダルロック付き、排出口高さ変更、特注架台製作、ポータブルバッテリー式、マイクロディンプル加工、BFMフィッティング、異物除去マグネットケース、動力コンセント変換・延長、網の張替えなど、振動ふるい機単体の納品だけではなく、その機能を最大限に活かしたカスタマイズ提案をさせていただいております。
製缶溶接とバフ研磨を社内対応できる強みを生かした、フットワークの軽い素早い対応をいつも心掛けており、アフターフォローも万全で臨みます。
他社ふるい機製品の改造の相談にもできる範囲で対応しておりますので、ご遠慮なくお気軽にご相談ください。

円型振動ふるい機

小型振動ふるい機

小型卓上振動ふるい機

ステンレスシュート付き振動ふるい

マイクロディンプル処理(MD処理)

「マイクロディンプル処理(r)(MD処理(r))とは、金属の表面に微粒子を超高速で衝突させ、「目的に応じた表面形状を作る」処理。滑り向上や付着抑制、洗浄力向上、異物混入防止などに役立ちます。

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